1-5Android仮想デバイス(AVD)マネージャTips20 AVDとは「何か」を把握する
対応Ver:全て
Level1
Answer実機の損害を気にせず動作確認できる。付加機能もあれば機能制限もあり
Android Virtual Device(Android仮想デバイス、AVD)は、PCで動く仮想のAndroid環境です。
開発したアプリを、PC上の操作のみで動作確認できます。
実機がなくても、いろいろなバージョンのAndroidへの対応を確認することができます。
メモリとHDDの容量が許す限り複数作成・実行できますし、動作がおかしくなったら削除して作り直せますから、テスト専用の実機を用意できない場合、大変有用です。
ただし、必ずしも実機の機能を忠実に再現できない(機器メーカー毎の追加データは入手できる場合があります)、動作が重いなどの機能制限はあります。もっとも深刻な機能制限は、セキュリティ上の理由でGooglePlayからのアプリのインストールができない設定になっていることです。
一方で、仮想デバイス上の各フォルダ・ファイルに自由にアクセスできる、実機には使用できないデバッグツールを使用できるなどの、付加機能もあります。
目的によって実機と仮想デバイスを使い分けることで、より効率的な動作確認ができるものと期待されます。
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