1 プロジェクトTextfieldの作成
Single View Applicationテンプレートでプロジェクトを新規作成してください。Product NameはTextfieldとします。
1.1 UITextFieldとは
UITextFieldは、ステップ31で登場した文字列入力用のクラスです。iOSデバイス画面上に、文字列1行分の入力用画面(以後、テキストボックスと呼びます)を表示し、そのテキストボックスをタップすると、キーボードが表示されます。これは、キーボードの入力に対応して文字列を更新してくれるという便利なクラスなのですが、利用する場合に気をつける点が2点あります。
- 下からキーボードがせり上がってくるので、テキストボックスを画面下部に置くときは、キーボードを出す時に、テキストボックスの位置を調整する必要がある。
- iPhoneのキーボードには閉じるボタンがないので、何かキーボードを閉じるための方法を提供しなければならない。
注意)複数行の文字入力には、別のクラスUITextViewを利用します
1.2 UITextFieldの利用
実際にやってみましょう。いつものように-viewDidLoadメソッドで、UITextFieldクラスのインスタンスを作成してself.viewに貼付けます。先の注意点1を確認するため、UITextFieldのテキストボックスは、わざとself.view画面下部になるよう配置しました。
この記事は会員限定です。会員登録をすると続きをお読みいただけます。
ログイン / 新規登録