MySQL5逆引き大全460の極意

データ操作命令(SELECT以外)の極意 - Tips97 データの遅延挿入を有効にするには

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5-1挿入Tips97 データの遅延挿入を有効にするには

Level2

PointINSERT命令でDELAYED、またはLOW_PRIORITYオプションを指定します

構文   
INSERT [DELAYED|LOW_PRIORITY|] INTO テーブル名 [(列名1, 列名2,...)]
  VALUES (値1, 値2,...)

LOW_PRIORITYオプションを指定した場合、別のクライアントがテーブルからの読み込みを行っている場合、INSERT命令の実行を遅らせることができます(遅延挿入)。これによってSELECT命令の実行パフォーマンスを改善できる場合があります。ただし、同時挿入(並列挿入)が利用できなくなりますので、通常、LOW_PRIORITYオプションはMyISAM型のテーブルでは利用できません。

一方、DELAYEDオプションは挿入すべきデータを一時的にバッファに退避することで、以降の処理を即座に継続できるようにするオプションです。退避されたデータはテーブルが解放されたところでまとめて実行されます。DELAYEDオプションを利用することで、複数のクライアントから集中して挿入が行われた場合、これがひとつにまとめられた

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MySQL5逆引き大全460の極意

  • 著者: 山田 祥寛

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