MySQL5逆引き大全460の極意

システム変数の極意 - Tips445 書き込みロック時のデータの不整合を回避するには

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11-4クエリキャッシュTips445 書き込みロック時のデータの不整合を回避するには

Level3

Pointquery_cache_wlock_invalidateパラメータを設定します

構文  
query_cache_wlock_invalidate = {0|1}

MySQLのデフォルトの設定では、あるクライアントがMyISAMテーブルに書き込みロックをしている場合でも、そのテーブルに対するキャッシュが存在する場合には、異なるクライアントからSELECT命令の結果を得ることができます。しかし、既に他のクライアントが変更しているかもしれないデータを読み込めてしまうことは、データの不整合にもつながり、好ましいことではありません。

この状態を回避するには、query_cache_wlock_invalidateパラメータを1に設定します。これによって、書き込みロックされたテーブルのクエリキャッシュは破棄されますので、先のような問題はなくなります。

用例
[mysqld]
query_cache_wlock_invalidate = 1

出典情報

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MySQL5逆引き大全460の極意

  • 著者: 山田 祥寛

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