MySQL5逆引き大全460の極意

システム変数の極意 - Tips442 クエリキャッシュとは

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11-4クエリキャッシュTips442 クエリキャッシュとは

Level2

PointSELECT命令とその結果を記録しておくことで、2回目以降の問い合わせ処理を効率化するしくみです

クエリキャッシュは、SELECT命令とその結果を記憶するための機能です。クエリキャッシュを利用することで、更新は少なく、同一の参照が頻繁に発生するような局面では、パフォーマンスを向上させることができます。

ただし、クエリキャッシュが利用されるにはSELECT命令の内容が完全に同じ文字列でなければなりません。たとえば大文字小文字も区別されます。

また、以下のようなSELECT命令ではクエリはキャッシュされませんので、注意してください。

  • プリペアドステートメント
  • ストアドプロシージャ、ストアドファンクション、トリガー、イベント内のクエリ
  • ユーザ定義変数、ストアドファンクションを参照している場合
  • 一時テーブルを使用している場合
  • そもそもテーブルを参照していない場合
  • 以下のSELECT命令
  • - SELECT ... IN SHARE MODE
  • - SELECT ... FOR UPDATE

出典情報

Medium

MySQL5逆引き大全460の極意

  • 著者: 山田 祥寛

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