Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

グラフィック・ファイルアクセス・スレッド・日付/テキスト処理 - ファイルアクセスについて

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4.2.1テキストファイルのアクセス

ファイルアクセスは、データを保存する上で必要不可欠な機能です。Javaにもファイルアクセスのための機能が一通り用意されています。これらはjava.ioパッケージの中にまとめられています。

ストリームとは?

ファイルアクセスのためのクラスはストリームと呼ばれるものとして用意されています。ストリームとは、外部とのデータ送受を抽象化した概念、といえばよいでしょうか。これはファイルに限らず、あらゆるI/O(Input/Output、入出力。外部とのやり取り)を抽象化したものです。

プログラマはデータを送受する必要が生じたとき、その用途に応じてストリームを用意し、これに対してデータを送受します。ストリームはそれが示す接続先のファイルやプリンタ、ネットワークを経由した先などにデータを送受します。

ストリームという形でまとめることにより、あらゆるデータの送受が共通した方法で行えるようになったわけです。プログラマはストリームの先が何につながっているかをそれほど意識することなく、すべて同じような感覚でデータ送受を行うことができます。

ストリームは1つしかないわけではなく、用途に応じてさまざまなものが用意されています。ここではファイルアクセスに関連するストリームに絞って説明をします。まずは、テキスト関係からです。

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