Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

グラフィック・ファイルアクセス・スレッド・日付/テキスト処理 - ファイルアクセスについて

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4.2.6オブジェクトの保存について

バイナリファイルへのアクセスができれば、たいていのデータは保存できるようになりますが、それでも面倒なのはオブジェクトの保存です。オブジェクトを完全な形で保存しようとすると、必要な値をすべて1つずつ保存し、読み込まないといけません。複雑なオブジェクトになると、これはかなり面倒です。

実をいえば、オブジェクトを簡単に保存する機能がJavaには用意されています。それはXMLパーサを使った方法です。現在のJavaにはXMLのエンコーダ/デコーダが標準で装備されており、これらを使ってオブジェクトをXML形式で保存したり、XMLデータからオブジェクトを再現したりできるようになっているのです。

これには、以下のようなクラスを利用します。

オブジェクトのエンコード/デコードクラス

XMLEncoderクラス

指定のストリームを通じて、オブジェクトをエンコードする

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