Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

JavaFXによるGUIプログラミング - 様々なコントロールの操作

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3.3.11モデルの操作とイベントリスナー

マウスやキーボード操作のように、ユーザからのわかりやすい操作に応じたイベント処理は、イベント用属性にメソッドを割りつけることで比較的簡単に実装できます。が、そうでないイベントもいろいろと用意されています。

「選択モデル」クラス

例えば、ChoiceBoxを思い出しましょう。ChoiceBoxは、アクションイベントが用意されていなかったため、メニュー項目を選択したときの処理などが用意できませんでした。これは、どのようにすればイベント処理できるのでしょうか。

これを理解するには、ChoiceBoxの項目選択の仕組みについて理解しなければいけません。JavaFXでは、複数の項目から選ぶようなコントロールがいくつもあります。こうしたものでは、選択状態の管理を行うために選択モデルSelectionModel)と呼ばれる専用のクラスが用意されています。

この選択モデルは、文字通り多数の項目からどれが選択されているかを管理するためのものです。この中には、選択状態を示すプロパティ(状態を管理するためのフィールドのことです)が用意されています。そして選択モデルのクラスでは、プロパティの状態が変

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