Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

Javaプログラミングの基本を覚える - オブジェクト指向の基本

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2.3.3継承について

オブジェクト指向では、作成したクラスの再利用という点についても考えられています。Computerクラスのように簡単なクラスならばいいのですが、もっと複雑なクラスになると、同じようなクラスが必要となるたびに一から作っていくのは大変です。

プログラムというものは、意外に似たような機能の集合であったりします。例えば、ウインドウ、ボタン、メニューといったものは、どんなプログラムでも共通です。となると、プログラムを作るたびに、ウインドウを作って表示するクラスなどというものを作り直していくのはあまりに非効率的です。

そこでオブジェクト指向では、既にあるクラスをそのまま受け継いで新たなクラスを定義するという機能を用意しました。これを継承と呼びます。あるクラスを継承して新たなクラスを定義すると、そのクラスは、継承元となるクラスにあるすべての機能をそのまま受け継いで利用できるようになります。

継承を利用したクラスの定義法は、以下のようになります。

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