1.1.3Eclipseの追加機能プラグインとバージョン
では、Eclipseのバイナリファイル(ソースコードではなく、完成されたファイル)について簡単に説明しておきましょう。
まず、「Eclipseというプログラムは、Eclipse本体だけで完結しているわけではない」ということを理解しておきましょう。いえ、もちろんEclipseのプログラム自体が2つも3つも分かれているわけではありません。どういうことかというと、Eclipseは「プラグイン方式」によってさまざまな機能を追加し構築できるようになっている、ということなのです。
Eclipse本体は、IDE(統合開発環境)の部分は1つのアプリケーションとして提供されています。が、これは英語のみの、最も基本的な機能だけの部分です。これに、本書では以下のようなものを追加して利用をする予定です。
日本語化プログラム
Eclipseを日本語化するためには、そのためのソフトウェアをインストールする必要があります。Eclipse Foundationによる純正の日本語化ソフトウェア(ランゲージパックと呼ばれます)は、2014年7月現在、リリースされていません。そこで本書では、サードパーティによる「Pleiades」(プレアデス)という日本語化プラグイン・ソフトウェアを利用することにします
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