Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

サーブレットの基本と開発 - サーブレット開発を行う

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6.2.4ファイルのダウンロード

クライアントとサーブレットのデータ送受は、基本的にHttpServletRequestHttpServletResponseのメソッドなどを使って行うことができました。しかし、これらは基本的にすべてテキストベースでのやり取りであることを理解する必要があります。バイナリデータを送受するような場合には、そのためのストリームを用意しなければいけません。

先に、イメージカウンタの表示を行った際に、response.getOutputStreamというもので出力ストリームを取得し、処理したのを覚えているでしょうか。このように、HttpServletResponseからgetOutputStreamメソッドで出力ストリームを得て、これに対してデータを送信することでバイナリデータをクライアント側に送ることができるようになります。

では、実際の利用例として、ファイルのダウンロード・サーブレットを作ってみましょう。まず、アップロードのフォーム用のHTMLファイルを以下のような形で用意します。

リスト6.11 sample.html
<!DOCTYPE

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