Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

Javaプログラミングの基本を覚える - Javaの基本文法

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2.2.13タイプの異なる値の演算について

以上で基本的な構文は頭に入りました。では、実際に簡単なプログラムをいろいろと書きながら、もう少し実践的な知識を補足していくことにしましょう。

まずは、数値演算に関する、ちょっとした誤解について考えてみましょう。ごく単純な問題です。10÷3の値を実数で(つまり小数点以下の値まで)表示するというプログラムを考えてみてください。どうなるでしょう?

リスト2.8
public static void main(String[] args) {
  System.out.println(10 / 3);
}
図2.14プログラムを実行すると「3」と結果が表示される。

これではまずい、ということはわかりますね? この結果は3となります。実数として結果を得るわけですから、doublefloatのタイプの値として結果を得なければいけません。

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