Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

グラフィック・ファイルアクセス・スレッド・日付/テキスト処理 - さまざまな値の処理

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4.4.6コレクションについて

複数の値をまとめて扱う場合、配列を利用しました。オブジェクトでも配列は使うことができます。たとえばObjectの配列であればObject[] obj = new Object[];というようにしてObjectインスタンスの配列を用意することができます。

ただし、この配列というのは融通性に欠けるところがあります。途中で要素数を増やしたり減らしたりすることができないのです。こうした、その場で増やしたり減らしたりできる配列というのは作れないのでしょうか。

このような場合には、複数のオブジェクトを管理する専用のクラスを利用するのが基本です。Javaにはコレクション・フレームワークと呼ばれるクラス群が用意されています。これにより、多数のオブジェクトを柔軟にまとめて扱うための機能を提供します。

ArrayList

コレクションにはさまざまなクラスが用意されていますが、一般的に用いられるのはArrayListというものでしょう。これはインスタンスをインデックス番号を使って管理するクラスで、その場で新たに要素を追加

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