Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

JavaFXによるGUIプログラミング - コントロールを活用する

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3.2.8setOnActionとラムダ式

ここでは、Buttonコンポーネントのインスタンスを作成後、setOnActionというメソッドでアクションイベントの処理を設定しています。これは次のように記述をします。

《コンポーネント》.setOnAction( ラムダ式 );

引数には、実行する処理をまとめたラムダ式が指定されます。ラムダ式というのは、Java 8からサポートになった新しい文法でしたね。これは、処理を値として利用するような場合に用いられるものでした。

このsetOnActionでは、ActionEventというクラスのインスタンスが引数として渡されます。ここに指定するラムダ式は、次のような形で記述されることになります。

(《ActionEvent》 )-> {……処理……}

最初に引数として渡されるオブジェクトを受け取るための変数を( )でまとめます。引数が1つだけの場合、( )は省略することもできます。そして->の後にある{ }部分に、実際に実行する処理を記述します。

ラムダ式に用意されている処理は、特に説明するほどのものではありません。TextFieldからgetTextでテキストを取り出し、表示するメッセージを作成してLabelのsetTextで表示する、というだけです。

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