01-03開発言語の違いを理解する [SwiftとObjective-C]
このセクションでは本書で開発言語として使用するSwiftと、Swiftの登場までiOSアプリのメインの開発言語だったObjective-Cについて解説します。
- Objective-CでもSwiftでもアプリ開発は可能。
- Swiftは「モダン」「安全のための設計」「高速・強力」。
- Objective-CとSwiftを一緒に使用することも可能。
iOSアプリの開発言語
2015年2月現在、iOSアプリ開発のためにはプログラム言語としてObjective-CまたはSwiftを使用します。開発はどちらの言語を使用しても同じものが開発できますが、本書ではSwiftを採用しています。
Objective-C
Objective-CはC言語をベースにSmalltalk型のオブジェクト指向要素を加えたプログラム言語で、XcodeがiOS開発をサポートした2008年7月(Xcode 3.1)から、XcodeがSwiftをサポートした2014年9月(Xcode 6.0)までの間、AppleがサポートするiOSアプリ開発のための唯一の言語でした。
Objective-CはC言語をベースとするため、変数の定義/代入や制御文などについてはC
この記事は会員限定です。会員登録をすると続きをお読みいただけます。
ログイン / 新規登録