1-4文字列Tips99 書式に従って文字列を分解する
Level1
Pointsscanf関数を使う
文字列を読み込んで書式に従って分解するには、sscanf関数を使います。
sscanf関数は、文字列を読み込んで指定したフォーマットに従って分解し、その結果を返します。
また、分解した値を特定の変数に格納したい場合には、3つ目以降の引数に分解したい値の数だけ変数を指定します。
戻り値は、格納変数を省略した場合には分解した値が配列として返り、格納変数を指定した場合は文字列から分解され割り当てられた変数の数を返します。
sscanf関数の使い方
戻り値 = sscanf(文字列,
フォーマット文字列, [格納変数 ...]);
なお、sscanf関数で指定できるフォーマット文字列は、sprintf関数と同じ変換指定子を使った文字列で指定できます。ただし、一部の変換指定子に利用制限や意味の違いがあることと(表1)、変換指定子以外の空白文字は、空白文字列にマッチしますので注意が必要です。
変換指定子およびフォーマットの指定方法は、「097」を参照してください。
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