1-4文字列Tips103 特定の文字が含まれている部分の長さを調べる
Level1
Pointstrspn関数を使う
文字列から特定の文字のみで構成された文字列の長さを調べるには、strspn関数を使います。
strspn関数は検索対象となる文字列から、検索文字一覧に指定された文字のみで構成される文字列を検索対象文字列の先頭から検索し、最初に見つかった文字列の長さを戻り値として返します。
開始位置と検索文字数を指定すると、検索対象文字列の特定の位置だけを検索することができます。なお、開始位置と検索文字数を省略すると検索対象文字列の全てが検索対象となり、検索文字数だけを省略すると開始位置から文字列の末尾までが検索の対象となります(リスト1)。
ただし、検索の開始位置が検索文字一覧に含まれる文字でない場合にはゼロが返ります。
strspn関数の使い方
長さ = strspn(検索対象文字列,
検索文字一覧,[開始位置],[検索文字数]);
※「開始位置」は先頭の文字の位置を0として数えた位置番号を指定します。
strspn関数は、「104」のリスト1と比べると理解しやすくなります。<
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