1-10ファイルTips181 開かれているファイルの内容を書式に従って読み取る
Level1
Pointfscanf関数を使う
開かれたファイルから書式に従って読み込むには、fscanf関数を使います。
fscanf関数は、引数で指定されたファイルハンドルからフォーマット文字列に従って読み込んで値を返します。
フォーマット文字列には、sprintf関数と同じフォーマット文字列を指定することができます。フォーマット文字列については「097」を参照してください。
引数に格納変数を指定した場合には、フォーマットから読み込んだ値をそれぞれの格納変数に代入して、戻り値に代入した値の数を返します。
格納変数を省略した場合には、解析した値が要素に格納された配列を戻り値として返します。
fscanf関数の使い方
戻り値 =
fscanf(ファイルハンドル, フォーマット文字列,[格納変数1 ...]);
ただし、フォーマット文字列において変換指定子以外の空白文字は全ての空白文字にマッチしますので注意が必要です。
たとえば、フォーマット文字列に指定した「\t」は、ファイル中の半角空白文字にもマッチします。
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