1-2基本プログラミングTips33 変数のスコープを理解する

Level1

変数には、それぞれ利用可能な有効範囲が決まっており、その有効範囲のことを変数のスコープと呼びます。

PHPでは関数の外で宣言された変数は、グローバル変数となり、全てのプログラムで利用可能となります。グローバル変数は、インクルードファイルでも利用可能です。

関数の中で宣言された変数は、ローカル変数となり、関数内だけで利用可能となります。

例外として、スーパーグローバルと呼ばれる変数は全てのスコープにおいて直接利用することができます（スーパーグローバルの一覧は、「004」を参照してください）。

注意点として、関数の中からグローバル変数を利用するには、global文を付けて使用するグローバル変数を宣言するか（リスト1）、$GLOBALS変数の配列を使う必要があります。

$GLOBALS変数には全てのグローバル変数のリファレンスが変数名をキーとした配列で定義されています（リスト2）。

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