8-2モバイルプログラミングの基本 Tips479 個体識別情報を取得する
Level1
Pointキャリア毎に取得方法が異なる
個体識別情報とは、それぞれのモバイル端末を個々に識別することのできるIDのようなものです。この個体識別情報を利用することにより、モバイル向けサービスではユーザ(正確にはモバイル端末)を特定し、毎回ログインしなくても各種サービスを提供したりすることが可能となります。
iモード端末の場合、個体識別情報を取得するには、実際に個体識別情報を取得する直前の画面で「仕掛け」が必要です。リスト1を見てください。<a>タグがあるだけのHTMLですが、href=" のあとにURLが続き、最後に?guid=on というパラメータがついています。iモード端末でこのリンクを選択することにより、href=のリンク先のPHPにおいて個体識別情報を取得することができます。
従って、iモード端末でテストをする場合には、まずリスト1を開いてからリンクを選択してください。EZWeb及びY!ケータイ端末では直接リスト2を開いてみても構いません(もちろんリスト1からリンクしていっても何ら問題はありません)。
個体識別情報はHTTPヘッダーの中にセットされます。キャリア毎にHTTPヘッダー名が違いますので、それぞれのヘッダーをキャリア毎に取得してやります。なお、リスト2はモバイル端末の実機でしか動作しません。FirefoxなどのPCブラウザはもちろん、iモードシミュレータ
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