10-2ユニットテストツール PHPUnitTips508 PHPUnitの基本的な使い方
Level1
Pointテスト用クラスはPHPUnit_Framework_TestCaseクラスを継承して作成する
それでは「506」のリスト3をPHPUnitでテストができるように書き直してみましょう。リスト1を見てください。PHPUnitはテスティングフレームワークと呼ばれています。フレームワークである以上は、そのルールに従ってクラスを作成する必要があります。3行目でPHPUnit本体をインクルードし、テストを行うクラスを PHPUnit_Framework_TestCaseクラスを継承して定義します。またメソッド名には、「test」と始まるメソッド名か、またはコメント欄に「@test」とアノテーションをつけておきます。これでPHPUnitにテスト対象のメソッドであると教えるわけです。またファイル名は、クラス名.php とするか、PHPUnit実行時にファイル名を指定して実行します。18行目ではassertEqualsというメソッドを呼び出しています。ここで「変数cが11である」というテストケースを定義してることになります。
それでは実際に実行してみましょう。phpunitコマンドの書式は以下の通りです。
phpunitコマンドの書式
phpunit [テストを行うクラス名] [ファイル名]
または
phpunit [テストを行うクラス名](※1)
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