8-2モバイルプログラミングの基本 Tips474 モバイル向けHTMLを理解する
Level1
PointxHTML Mobile Profileをベースとする
ここではモバイル端末向けのxHTMLと、一般のWebサイトで使われるHTML(4.0)との違いを解説します。
当初、iモードやEZWeb、Y!ケータイ(当時はJ-Skyという名称でした)がサービス開始した時には、キャリア間ではページ記述言語が大きく違っていました。iモードがCHTML、EZWebがHDML、Y!ケータイ(J-Sky)がMMLといった具合です。CHTMLやMMLは、HTMLをベースとしていましたのでかなりの部分で似ていたのですが、HDMLに至っては全くもって別の言語と言っても過言ではなかったのです。
その後、各キャリアとも紆余曲折をしながら、現在は細かい部分は違うにしても3キャリアともxHTMLのサブセットであるxHTML BASICをベースに、さらにモバイル端末向けにサブセットとして仕様化された xHTML Mobile Profile(以下、xHTML MPと記述)として書いて問題なく表示されます。ただし、これもOMA(Open Mobile Alliance)で勧告されたxHTML BASICとは厳密な意味では違っており、各キャリアで細かい部分で独自に拡張されるなどされています。それらを踏まえて、モバイル端末向けにxHTML BASIC MPを書く際の注意を解説します。
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