PHP逆引き大全 516の極意

セキュアプログラミングの極意 - Tips443 エラー出力を設定する

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PHP
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7-2安全な実行時設定Tips443 エラー出力を設定する

Level2

Pointphp.iniのerror_reporting、display_errors、log_errors、error_logを設定する

PHPのデフォルトの動作では、エラーメッセージが画面上に表示されます。

エラーが発生したファイル名や関数名が画面上に表示されることは、悪意のある攻撃者にとって有用な情報を与えることになるため、好ましくありません。

本番環境では一般的に、エラーメッセージを画面上に表示しないよう、php.iniを以下のように設定します。

  error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE & ~E_DEPRECATED
  display_errors = Off
  log_errors = On
  error_log = ログファイル名

上記のような設定をすることで、エラーメッセージが画面上には出力されなくなり、代わりにログファイルに追記されるようになります。

error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE & ~E_DEPRECATED

上記は、NOTICEレベルとDEPRECATEDレベルを除く全てのエラーメッセージを表示するという意味です。

出典情報

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PHP逆引き大全 516の極意

  • 著者: 大家 正登, 茂木 健一, 鮫島 康浩, 谷中 志織

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