7-2安全な実行時設定Tips443 エラー出力を設定する
Level2
Pointphp.iniのerror_reporting、display_errors、log_errors、error_logを設定する
PHPのデフォルトの動作では、エラーメッセージが画面上に表示されます。
エラーが発生したファイル名や関数名が画面上に表示されることは、悪意のある攻撃者にとって有用な情報を与えることになるため、好ましくありません。
本番環境では一般的に、エラーメッセージを画面上に表示しないよう、php.iniを以下のように設定します。
error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE & ~E_DEPRECATED
display_errors = Off
log_errors = On
error_log = ログファイル名
上記のような設定をすることで、エラーメッセージが画面上には出力されなくなり、代わりにログファイルに追記されるようになります。
error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE & ~E_DEPRECATED
上記は、NOTICEレベルとDEPRECATEDレベルを除く全てのエラーメッセージを表示するという意味です。
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