5-2GDTips345 メモリ上の画像データを直接ブラウザに表示する
Level2
Pointimagejpeg関数で直接ブラウザに出力する
メモリ上で生成したサムネイル画像をファイルにすることなく、直接ブラウザに表示させるテクニックを紹介します。「344」のリスト1を改造し、HTMLのIMG SRCタグでPHPを直接指定し、PHPからは画像データを直接出力させるプログラムを作成します。
リスト2のHTMLをブラウザで開くと、「344」と全く同じ画面が表示されます。出力画面は同じですが、生成したサムネイル画像をサーバ上にファイルとして保存するのではなく、GDにより作成されたメモリ上の画像を直接出力している点が大きく違っています。実際にGDを使ったPHPプログラムを書く場合、このように画像を処理し出力する「だけ」のプログラムを分けたほうが、色々と使える、より汎用性のあるプログラムを書くことができます。
<?php
//動作モード
$mode = $_GET['mode'];
//画像ファイルを指定
$img_filename = "343.jpg";
//画像情報を取得する
$img_info = getimagesize($img_filename);
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