見てわかるUnity4 C#超入門

C#を使おう! - オブジェクトをマスターしよう!

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2章5節 オブジェクトをマスターしよう!

Unityのスクリプトでは、3Dグラフィックで使われる部品類はすべて「オブジェクト」として扱われます。オブジェクトは、Unityプログラミングを覚える上でもっとも重要な考え方なのです。ここでじっくりと取り組んでおきましょう。

オブジェクトって何?

ここまで扱ってきたスクリプトは、みんな数字やテキストを扱うようなものばかりでした。けれど、実際のプログラムというのは、そんな単純なものでもありません。例えばWindowsやMacのアプリでは、ウインドウやメニューなどを使って動いていますね? 「これも全部、コンピュータの内部では数字を計算して動いているんだ」といわれれば「そうなのか……」と思うでしょうけど、一体どうすればウインドウを書いて動かして、なんてプログラムが作れるのか、皆目見当がつかないでしょう。

こういう複雑なプログラムを作るとき、最初から最後までずら〜〜っと実行する処理を書いておしまい!なんて書き方は、とてもできません。最近のパソコンのプログラムなんて、全部で何千何万行もあったりしますから、とても全部を把握するなんて無理でしょう。こうした複雑なプログラムを作るためには、長大なプログラムをうまく整理し、人間に理解できるようにしていく仕組みが必要です。

その仕組みとして考案されたのが「オブジェクト」という考え方です。

オブジェクトは「部品」だ!

オブジェクトというのは、「独立して扱うことのできるプログラムのかたまり」です。例えばパソコンのアプリなら、「メニュー」とか「ウインドウ」とか「ボタン」とかいったものを、オブジェクトとして作るのですね。

オブジェクトは、「自分がプログラムとして機能するのに必要なものを全部持っている」ように設計されています。例えばウインドウのオブジェクトなら

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見てわかるUnity4 C#超入門

  • 著者: 掌田 津耶乃

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