5章1節 ヒューマンモデルを使おう
ゲームでは、人間の形をしたキャラクタを操作することがよくあります。こうした人間のようなモデル(ヒューマンモデル)は、どんな動きをするのか、サンプルで試してみましょう。
キャラクタのサンプルを使おう
今まで、立方体だの球だのといった図形を使って来ましたが、やっぱりもっと本格的なモデルで、アニメーションをさせてみたいですよね。F16aのジェット戦闘機もいいですが、ゲームでは「人間」が重要になります。キャラクタを動かして操作することができれば、作れる3Dゲームの幅もグッと広まります。
が、キャラクタのモデル作成というのは、非常に手間がかかります。一から自分で作るとなると、ビギナーの手には余るでしょう。
しかし、自分で作らなくとも、Unityでは既にあるものを利用することができます。アセットストアにもあるのですが、Unityの<Assets>メニューにある<Import Package>を使うことで、用意されているパッケージを読み込んで使えるようになるものも、あるのです。
キャラクタを操作するような場合、Unityには「Character Controller(キャラクタコントローラー)」という機能が用意されています。キャラクタコントローラーというのは、キャラクタを操作するための、基本的な仕組みを提供する、コンポーネントなのですが(これについてはもうちょっと先に進んでから取り上げます)、このキャラクタコントローラーを使ったサンプルパッケージが用意されており、この<Import Package>メニューでプロジェクトにインポートして、使えるようになっているのです。
これを利
この記事は会員限定です。会員登録をすると続きをお読みいただけます。
ログイン / 新規登録