見て分かるUnityゲーム制作超入門

より本格的なシーンを作ろう! - 地形エンジンで世界を作ろう!

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5章2節 地形エンジンで世界を作ろう!

ゲームシーンを作成する場合、世界そのものをどうやってモデル化するか? を考えなければいけません。広々とした台地、山や緑など、全部モデルで作るのは大変です。しかし「地形エンジン」を利用すれば、簡単に世界そのものを作ることができます!

地形エンジンを使おう

ゲームを本格的に作るには、キャラクタの他にも必ず必要となるものがあります。それは「世界」です。つまり、大地があり、空があり、山があり、海があり……そうした世界そのもの、ですね。

一応、テーブルを作ったときには、Planeを設置して、地表のマテリアルを設定して、草原らしきものを作ってみました。しかし、限られた大きさの平面(デコボコも何もないもの)では、表現として限界があります。

空はスカイボックスで作れます。が、大地はPlaneで代用することは難しいでしょう。室内など、すべて板や立方体の組み合わせで作れるものならば、なんとかなりそうですが、山や海まで作ることは不可能といってよいでしょう。

こうしたとき、強力な味方となってくれるのが「地形エンジン」です。これは、擬似的な地形を生成するためのエンジンプログラムで、Unityに組み込まれています。これを利用することで、地形が簡単に作り出せるのです。

では、実際に地形エンジンを使ってみることにしましょう。まずは、新しいシーンを準備しておきます。

新しいシーンの作成

<File>メニューから<New Scene>を選び、新しいシーンを作成しましょう。前のシーンを保存していない場合は、名前をつけて保存しておいてください。キャラクタを使ったシーンなので「Character Scene」としておくとよいでしょう。

出典情報

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  • 著者: 掌田 津耶乃

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