見て分かるUnityゲーム制作超入門

より本格的なシーンを作ろう! - パーティクルシステム

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5章3節 パーティクルシステム

パーティクルシステムは、炎や火花、煙など、さまざまな効果を表すのに用いられます。この基本的な使い方を覚えましょう。そしてパッケージをインポートして、さまざまな効果を試してみましょう!

パーティクルシステムってなに?

モデルと背景、そしてアニメーション。これらが揃えば、だいたいのものは作れる、そう思っている人も多いことでしょう。確かにその通りで、これらがあれば、ゲーム世界に必要なものをひと通り用意できます。

ただし、ゲームというのは「必要な物が揃っていればOK」というわけではありません。必要というわけではないけれど、それがあるかないかで大きく変わる、そういうものもあります。それは「効果」です。

例えば、宇宙船が飛ぶシーン。例えば銃を打つシーン。これらのシーンで、「ロケットから噴射する炎」や「銃口から噴き出す火花や硝煙」があるかないかで、ゲームの雰囲気はガラリと変わってしまいます。敵キャラを撃ったとき、ただ消えるだけなのと爆発して消えるのとでは、まったく面白さも変わってくるでしょう。「効果」は、ゲーム作りにおいて非常に重要なのです。

この効果は、一種のアニメーションですが、今までやった「アニメーションクリップを作って動かす」といったやり方では、うまく作れません。これらは、モデルの設定を操作して作れるわけではないからです。銃口が火を噴くシーンは、銃のモデルを操作して作れるわけではありませんね。

そこでUnityでは、こうした「効果」を作成するための、専用の機能を用意することにしました。それが「パーティクルパーティクルシステム」と呼ばれるものです。

出典情報

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  • 著者: 掌田 津耶乃

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