2章1節 モデルの基本を覚えよう
3Dグラフィックは「モデル」と呼ばれるものを配置して作成します。まずはごく基本的な図形のモデルを作り、その操作の仕方を覚えましょう。
ワークフローを頭に入れよう
さて、いよいよゲーム作りのための、さまざまな機能や操作の説明に進むわけですが、最初に「どういう手順でどんなものを覚えていくか」を整理しておきましょう。
Unityに用意されている機能はとてもたくさんあり、ゲームを作るまでに覚えないといけないこともずいぶんあります。ですから、ただずらずらと説明をしていくと、「自分は果たして今、どのへんにいるんだろう? この後、どんな説明を、どれぐらい読まなきゃいけないんだろう」と思ってしまうでしょう。
ゲーム作りを行う際のワークフロー(作業手順)を頭に入れておけば、「今、このへんまで覚えたところだ」というのが、だいたいわかります。そうすれば、「あと、これとこれを覚えればこのぐらいのものが作れるようになるんだな」ということがイメージできるでしょう。
モデルの作成
Unityで作るゲームでは、3Dのさまざまな部品が配置されます。キャラクタもそうですし、背景や建物などもみんな3Dですね。
これら3Dグラフィックで表示される部品を「モデル」と呼びます。まずは、このモデルを作ることが、3Dゲーム作成の第一歩になります。
また3Dでは、作ったモデルをさまざまな角度から見たりするのも、操作方法を覚えないと、なかなか思い通りにいきません。こうしたモデルを扱う上で必要になる操作も覚えておきます。
モデルの編集
モデルは、さま
この記事は会員限定です。会員登録をすると続きをお読みいただけます。
ログイン / 新規登録