3章5節 ライトを使おう
「光」は、3Dでさまざまな効果を作るのに利用されます。単にモデルを照らすだけでなく、モデルを光らせたりするのにも利用されます。ライトの基本的な使い方についてここで覚えておきましょう。
ライトの種類を覚えよう!
ここまで、背景やマテリアルなどの機能で、シーンの表示をより本格的なものにしてきましたが、それでも、まだ思うような表現ができない、と感じる人は多いでしょう。それは、「光」の問題かもしれません。
私たちが暮らすリアル世界は、さまざまな光であふれています。太陽が雲に隠れていても、別に世の中が真っ暗になったりはしません。照明のないところでもなんとなくは見えます。
これは、環境光といって、世界全体がいくらかの光で満たされているからです。もちろん、それは太陽の光なのですが、それがさまざまなところに反射して、世の中全体を明るくしているのですね。
こうした雰囲気は、1つのライトだけでは作れません。いくつものライトを組み合わせて雰囲気を出していくことになるでしょう。
今までライトを1つだけ使って来ましたが、これは「ポイントライト」というものでした。Unityには、この他にもいくつかのライトの種類があります。ざっと整理しておきましょう。
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