2章3節 アセットストアを使おう
ゲームで利用するさまざまな部品の配布を行うのが「アセットストア」です。これを利用して、完成したモデルをインポートし利用してみましょう。
アセットストアって?
これでアプリの作成まで、ひと通りやってみましたが、正直なところ、どう感じましたか? 「めちゃくちゃ面倒くさい!」……と思った人、おそらくかなり多いことでしょう。
立方体1つで、これです。よくある3Dゲームのようなキャラクタを作ろうとしたら、果たしてどれだけ手間と時間がかかるのか、想像しただけで疲れそうです。「無理! オレには向いてない!」と思って、早々にUnityから撤退しようと決めた人もいるんじゃないでしょうか。しかし、ちょっと待って!
確かに、3Dは大変です。かなり慣れた人でも、本格的なモデルを作るには相当の労力がいります。こうした苦労をなんとか軽減する方法はないか? とUnityの開発元も考えました。そこで、「作ったものをみんなでやり取りできるようにすればいいじゃないか」と思ったのです。
こうして考案されたのが「アセットストア」というものです。これは、Unityのゲームで使われる、さまざまな部品(アセット)を配布するオンラインショップのようなものです。有料のものだけでなく、無料のものもここで配布することができます。また、ここから使いたいものを購入したりダウンロードして自分のプロジェクトに組み込むこともできます。
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