iPhone/iPadアプリ開発逆引き大全500の極意

プログラミングの基礎 - Tips184 構造体を受け取るメソッドを

登録タグ
iOS
Icon comment count 0
Icon stock count 0

3-9構造体Tips184 構造体を受け取るメソッドを

Level2

Point構造体を関数に渡す(値渡し、参照渡し)

構造体を関数に渡す場合、値渡し参照渡しがあります。

●値渡し

「値渡し」は、以下のように記述します。

戻り値 関数名( 構造体名 仮変数名 )
{
  ……(中略)……
}

ただし、関数に「値渡し」をした場合には、構造体の内容がスタック上にコピーされます。そのため、少しだけメモリ効率が悪くなります。

そこで、大きな構造体を使う場合には、ポインタだけを渡す「参照渡し」にします。

●参照渡し

「参照渡し」は、以下のように仮変数名の前に「*」(アスタリスク)を付けて記述します。

戻り値 関数名( 構造体名 *仮変数名 )
{
  ……(中略)……
}

リスト1では、Person構造体の配列を定義しています。構造体をポインタで渡すaddAge関数と、値で渡すprint関数を定義しています。

「値渡し」の場合は、構造

出典情報

Medium

iPhone/iPadアプリ開発逆引き大全500の極意

  • 著者: 増田 智昭, 池谷 京子

コメント

    コメントはありません