3-8クラスTips169 メソッドを作成する
Level1
Pointメソッドの作成
Objective-Cのクラスでは、メソッドと呼ばれる関数を使ってオブジェクトが持つインスタンス変数を操作する処理が行えます。
このメソッドを使うことにより、異なるオブジェクト(異なるインスタンス)であれば、内部に保持されている変数は別々のものとして扱えます。
メソッドには、オブジェクトごとに作成されるインスタンスメソッドと、クラスで1つだけ存在するクラスメソッドがあります。
インスタンスメソッドの場合は、先頭に「-」を付けてメソッドの宣言をします。クラスメソッドの場合は、先頭に「+」を付けます。
@interface クラス名
{
型名 インスタンス変数
}
- (型) インスタンスメソッド;
+ (型) クラスメソッド;
@end
@implementation
- (型名) インスタンスメソッド
{
// インスタンス変数を参照可能
}
+ (型名) クラスメソッド
{
// インスタンス変数は参照不可
}
@end
リスト1では、Horseクラスの定義をして、インスタンスメソッド「print」とクラスメソッド「print」を定義しています。同じメソッド名ですが、異なる定義として実行されます。
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