HTMLのグローバル属性
指定できる属性は要素の種類ごとに決められていますが、どの要素にでも共通して指定できる属性があります。それが「グローバル属性」と呼ばれる15種類の属性です。ここでは、その中から使用頻度の高い5つのグローバル属性について説明します。
id属性
ページ内でそのひとつの要素を特定するための固有の名前をつける属性です。この属性に指定した値を使ってCSSの適用先を示したり、リンクの機能でその要素の位置まで移動させたりすることができます。次に説明するclass属性とは異なり、id属性の値には半角スペースを含むことができない点に注意してください。
class属性
要素の種類を示す名前をつける属性です。種類を示す名前ですので、id属性とは異なり同じページの中の複数の要素に対して同じ値を指定できます。また、ひとつの要素で複数の種類に該当する場合もありますので、名前は半角スペースで区切って複数指定することもできます。
lang属性
要素の内容が何語で書かれているのかを示す属性です。日本語の場合は「ja」、英語の場合は「en」または「en-US(アメリカ英語)」のような言語コードを指定します。
title属性
要素に対して補足的な情報を与えるための属性です。一般的なブラウザでは、この属性に指定した値はツールチップとして表示されます。
style属性
要素に対して直接CSSを指定できる属性です。ただし、CSSの適用先はこの属性が指定された要素となりますので、セレクタと{ }は、style属性の値には
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