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HTMLのページ全体の構造
HTML5のページ全体は、次のような構造になっています。青で示したタグ（およびDOCTYPE宣言）は必須で、どのHTML文書でも下の図と同じように配置されています。
DOCTYPE宣言
HTML5の文書の先頭に書かれているのはタグではなく、DOCTYPE宣言と呼ばれるものです。本来はHTMLのバージョンや種類などを示すものでしたが、HTML5ではブラウザの表示モードが「後方互換モード（テーブルレイアウト時代の古い表示モード）」になってしまうことを防ぐ目的で配置することになっています。
html要素
DOCTYPE宣言のあとの全体を含むのがhtml要素です。すべての要素はこの中に入るので、ルート要素とも呼ばれています（この場合の「ルート」は「祖先」という意味です）。
head要素とbody要素
html要素の中には、head要素とbody要素が順にひとつずつ入ります。head要素にはこのHTML文書に関する情報を入れ、body要素にはブラウザに表示させる内容を入れます。
meta要素とtitle要素
meta要素は必須ではありませんが、文字コードを示す目的などで、通常のHTML文書にはたいてい含まれています。title要素はHTML文書のタイトルを示す要素で、head要素の中に必ず入れる必要があります。
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