見てわかるUnity4 2Dゲーム制作超入門

2Dとスプライト - 3Dでスプライトを動かす「Quad」

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3章3節 3Dでスプライトを動かす「Quad」

スプライトは2Dの限定された世界でのみ使えるゲームオブジェクトです。が、「Quad」というゲームオブジェクトを使えば、3D的な機能を使えるようにすることも可能です。このQuadを使ったスプライトの利用について説明しましょう。

Quadは「板」の3Dモデル

スプライトの基本的な使い方についてはだいぶわかってきました。スプライトを使いこなせば、2Dのシーンは作れそうですね。

このスプライトは、3Dのゲームオブジェクトとはだいぶ性質が違います。例えば、「ライト」。スプライトには、ライトは使いません。ライトが全くなくとも普通にグラフィックが表示されます。これは便利といえば便利ですが、せっかくUnityに搭載されているライティングのための機能がすべて使えないことを意味します。

スプライトを、もっと3Dっぽく使いたい――そう思うことだってあるはずです。そんなときに役立つのが「Quad」というゲームオブジェクトです。

図3-92:スプライトは3Dの性質を持たない2D専用のゲームオブジェクトであるため、ライトなどの3Dの要素の影響をまったく受けない。が、Quadは3Dモデルと同様のポリゴンであり、ライトなどの3Dの要素の影響を受ける。

Quadは「板ポリゴン」

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  • 著者: 掌田津耶乃

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