5章1節 スクリプトの基本を覚えよう
Unityのスクリプトは、どのようにして作って、Unityのスプライトとどう関連付けていくのでしょう。そうしたスクリプトの基本的な仕組みと組み込み方から順に説明していきましょう。
スクリプトを作ろう!
ここまでの説明で、2Dゲームを作るために必要な「Unityの使い方」の知識は、だいたい身についています。ゲームオブジェクトの使い方、スプライトの基本操作、そしてアニメーションの作成。これらが、ゲーム作成に最低限必要なUnityの基礎知識といえます。
「でも、これだけじゃどうやってゲームを作ればいいかまるでわからないぞ?」と思った人。もちろん、これだけでゲームが完成するわけではありません。これより先は、Unityの使い方以外の知識が必要だ、ということです。そう、いよいよ「プログラミング」が必要なところまでやってきた、というわけです。
既に、Unityでのプログラミングがどのようなものか、簡単に説明はしておきましたね。スクリプト(プログラミング言語で書かれたプログラムリスト)のファイルを作り、これを付属の「MonoDevelop」で編集していけばいいのでしたね。MonoDevelopを使わず、普通のテキストエディタで編集することもできますが、ここでは「Unity開発の基本」ということで、そのままMonoDevelopを使うことにします。
使用言語について
プログラミングに入る前に、一つだけ頭に入れておいてほしいことがあります。それは、「どんなプログラミング言語を使うか?」という点です。
Unityでは、いくつかのプログラミング言語を利用することができます。整理すると以下の3つになります。
JavaScript
皆さん、ご存知のWebブラ
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