見てわかるUnity4 2Dゲーム制作超入門

ゲームオブジェクトを使おう! - マテリアルについて

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2章3節 マテリアルについて

ゲームオブジェクトの表面を設定するのが「マテリアル」です。ここではマテリアルとテクスチャという、表面処理の基本的なコンポーネントについて説明しましょう。また背景のテクスチャともいえる「スカイボックス」についても使ってみましょう。

マテリアルって?

サンプルとしてCubeを1つ配置して基本的な使い方を説明してきました。これでゲームオブジェクトを配置して動かしたり回転したりといったことはだいたいできるようになりました。けれど、ゲームオブジェクトをいくつ作って並べても、これだけではあんまりすてきなシーンは作れそうにありません。なぜって、作ったゲームオブジェクトは全部、灰色なのですから。

3Dの画面というのは、形だけでなく、その表現の仕方についてもしっかり理解しなければ、ちゃんとしたシーンにはなりません。1つ1つのゲームオブジェクトに色を付けたり、あるいはイメージを貼り付けて表示したり、光が反射するようにしたり……。そうした「どんな具合に表示されるか」についてもしっかりと理解して設定できるようにならないといけません。

こうした「ゲームオブジェクトの表現」について重要な役割を果たしているのが、「マテリアル」というものです。

マテリアルは「表面」の指定

マテリアルというのは、ゲームオブジェクトの「表面の描画」に関する設定を行うコンポーネントです。ゲームオブジェクトがシーンの中でどのように描かれるかというのは、単に形だけで決まることではありません。ゲームオブジェクトの色、表面の模様、デコボコの具合、当てられた光の色や方向などさまざまな要素によって「それがどう見えるか」が決まります。

こうしたゲームオブジェクトの表面に関する情報をまとめて設定するのに用いられるのが、マテリアルなのです。

マテリアルは、それ自体は何も表示されませんが、ゲ

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  • 著者: 掌田津耶乃

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