4-1 関数について
ポイント:Swiftでは関数の存在感がアップした
Swifの関数は、Objective-Cとは多少書き方が異なっています。返値の指定の仕方が違うため、印象はだいぶ感じの違うものとなるでしょう。またObjective-Cでは、実質的に関数よりもメソッドの定義が圧倒的に多く、C言語由来の関数を書くことはあまりないでしょう。
Swiftでは、関数の存在感が非常に大きいといえます。関数は、ただ関数としてだけでなく、後に説明するクロージャなどでも多用されます。また、Objective-Cのメソッドの呼び出しなどが違和感なく行えることを考えてか、「外部引数名」など独自の機能が色々と盛り込まれています。
関数の最もシンプルな定義
func 関数名 ( 引数の指定 ) {
……実行する処理……
}
返値を指定した関数定義
func 関数名 ( 引数の指定 ) -> 型 {
……実行する処理……
return 返値
}
外部引数名を指定した定義
func 関数名 ( 外部名1 引数名1 : 型 , 外部名2 引数名2 : 型, …… ){……}
外部名と定数名を兼ねた定義
func 関数名 ( # 引数名1 : 型 , # 引数名2 : 型, …… ){……}
引数のデフォルト値を指定した定義
func 関数名 ( 定数 : 型 = デフォルト値 , …… ) {……}
可変長引数を
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