Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

サーブレットの基本と開発 - サーブレットの基本

Icon comment count 0
Icon stock count 0

6.1.6web.xmlでサーブレットを公開する

今回作成したサーブレットは、SampleServletというクラスでした。が、実際のアクセスでは、/sampleというアドレスになっていましたね。これは、SampleServletクラスに記述された、@WebServletというアノテーションによるものだ、と説明しました。

では、このアノテーションを取ってしまったらどうなるのでしょうか。実際に試してみるとすぐにわかりますが、/sampleにアクセスしてもサーブレットは表示されず、サーバーのエラーが表示されます。アノテーションによってサーブレットにアドレスが割り振られていることがよくわかるでしょう。

では、アノテーションを使わないと、サーブレットは公開できないのでしょうか。

この@WebServletアノテーションは、サーブレット3.0よりサポートされた機能です。が、現実問題として、まだ3.0になっていない環境は山のようにあります。実際にサーブレットを活用するようになると、もっと古いバージョンの環境用に作らなければいけない、というケースもたくさん出てくるでしょう。そうなった場合、@WebServletアノテーションが使えないからサーブレットが動きませんでは済みません。

念のために、

コメント

    コメントはありません