6.1.6web.xmlでサーブレットを公開する
今回作成したサーブレットは、SampleServletというクラスでした。が、実際のアクセスでは、「/sample」というアドレスになっていましたね。これは、SampleServletクラスに記述された、「@WebServlet」というアノテーションによるものだ、と説明しました。
では、このアノテーションを取ってしまったらどうなるのでしょうか。実際に試してみるとすぐにわかりますが、「/sample」にアクセスしてもサーブレットは表示されず、サーバーのエラーが表示されます。アノテーションによってサーブレットにアドレスが割り振られていることがよくわかるでしょう。
では、アノテーションを使わないと、サーブレットは公開できないのでしょうか。
この@WebServletアノテーションは、サーブレット3.0よりサポートされた機能です。が、現実問題として、まだ3.0になっていない環境は山のようにあります。実際にサーブレットを活用するようになると、もっと古いバージョンの環境用に作らなければいけない、というケースもたくさん出てくるでしょう。そうなった場合、「@WebServletアノテーションが使えないからサーブレットが動きません」では済みません。
念のために、
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