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サーブレットの基本と開発 - サーブレットの基本

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6.1.7暗黙オブジェクトを確認する

では、再び先ほどのソースコードに戻りましょう。ここではdoGetというメソッドが用意されていました。このメソッドでは、doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)という2つの引数が指定されていました。

  • HttpServletRequestは、クライアントの要求についての情報を受け渡すためのクラス。
  • HttpServletResponseは、サーブレットがクライアント側へ応答を送信する際の処理のためのクラス。

これら2つは、前にもどこかで見たことがありますね?──requestresponse。そう、JSPの暗黙オブジェクトです。暗黙オブジェクトのrequestとresponseは、実はdoGetで渡される引数だったのですね。

この2つは、クライアントとサーブレットの間のやり取りを行う際の基本となるものです。クライアント側の情報はたいていHttpServletRequestで得られますし、またクライアント側に送信をするために必要な機能はだいたいHttpServletResponseに用意されています。

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