4.4.2日時の演算について
Calendarの日時は、後からその値を変更したり、特定の要素だけを取り出したりすることができます。これらの基本的な操作を知っていれば、日時の差を計算したり、決まった日数を加算したりといったことが簡単に行えるようになります。
まず、値を操作するための機能について簡単に整理しておきましょう。
特定の要素の値を得る
int 【変数】=【Calendar】.get(【フィールド】);
Calendarの特定要素の値を取り出すためのものです。引数には取り出す要素を示すCalendarクラスのフィールドを指定します。たとえば、Calendarから日を示す値を得たければ「get(Calendar.DATE)」とします。
注意すべきは月の値で、これは0から始まる値(つまり1月=0)となります。これは、getのみならず、日時関係のすべてのケースで共通するものです。
特定の要素の値を変更する
【Calendar】.set(【フィールド】,【int】);
【Calendar】.set(【年】,【月】,【日】);
【Calendar】.set(【年】,【月】,【日】,【時】,【分】);
【Calendar】.set(【年】,【月】,【日】,【時】,【分】,【秒】);
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