4.1.3主なシェイプを作る構文とコンストラクタ
シェイプは、コントロールと同じようにタグと属性の書き方さえわかれば簡単に使うことができます。JavaFXには基本的な図形のシェイプが一通り揃っていますので、それらを組み合わせることで簡単なグラフィックなら作れるようになるでしょう。
では、シェイプの使い方について以下にまとめておきましょう。なお、FXMLのタグの他、Javaコード内でインスタンスを作成する際のコンストラクタも挙げておきます。位置や長さを示す値は、原則としてdouble値と考えてください。
また、これらを利用する場合は、javafx.scene.shapeパッケージにあるシェイプのクラスをimportするのを忘れないようにしてください。コンストラクタは、用意されるすべてではなく、主なものだけを掲載してあります。
四角形
<Rectangle x="横位置" y="縦位置" width="幅" height="高さ" />
new Rectangle();
new Rectangle( 幅 , 高さ );
new Rectangle( 横位置 , 縦位置 , 幅 , 高さ );
先ほどのサンプル(リスト4.1)で登場しましたね。四角形はRectangleというシェイプで用意されています。これはx、y、width、heightの値を用意して作成できます。Javaのコードで利用する場合は、newする際にこれらの値を引数で指定できます。
正円
<Circl
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