Apple Watchプログラミングの作法 Extensionアプリ/Objective-C対応

Apple Watchインターフェイス - アニメーション

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3.7 アニメーション

Apple Watchの紹介ビデオで蝶がはばたくように、美しいアニメーションはユーザー体験をより魅力的にします。操作に対する反応を視覚化したり、状態を伝えるにはアニメーションを利用するのが適しています。

ただしiOSと違ってApple Watchは動的にアニメーションをレンダリングするパワーを持っていません。事前にレンダリングしたアニメーションをアプリにバンドルしておき、プログラム的に素早く再生できるようにコントロールします。事前に作成しておくことでスムースでフレームレートの良いアニメーションを表示することができます。

基本的にアニメーションはエンドレスにループ再生されます。再生をコントロールしたい時にはWKInterfaceImageまたはWKInterfaceGroupのメソッドを使って行います。

どうしても動的にアニメーションを作成したい場合には、WatchKit Extension側で処理を行ってApple Watchに転送する方法もありますが、再生するまでに遅れが生じます。このあたりの詳しい仕組みについてはプログラム編で紹介したいと思います。

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