3 XIBファイルの作成と利用

そろそろXIBファイルの話に入りましょう。

これまでの学習でもたまに登場していましたが、iOSでは、画像やサウンドファイルのほかに、GUI用オブジェクト生成用ファイルとして、XIBファイルというものを扱えます。

GUI用オブジェクトとは、主にUIViewや、UISlider、UIButtonといった、ユーザーとの対話に関係するオブジェクトのことです。プログラマは、事前にXIBファイルを用意しておき、アプリ実行中にiOSに読み込ませる事で、これらのオブジェクトを自動生成させる事ができます。

そして、このXIBファイルはInterface Builderと呼ばれるツールを使い、背景色や大きさ、配置などを画面で確認しながら編集できるようになっています。実際にやってみましょう。

今回のステップのサンプルでViewController.swiftに記述した、UIImageViewインスタンスの生成処理をXIBファイル側で記述して、このファイルをiOSに読み込ませる事で、UIImageViewインスタンスを作り上げて使ってみます。