3 複数の画像ファイルを扱うために
さて、保存と読み出しができるようになったなら、ユーザーが任意のタイミングで画像を保存できるようにして、それぞれの画像を呼び出せるようにしたくなりますね。
このような場合、一般的なPCやMacのアプリでは、保存する際に画像のファイル名をユーザーに決めてもらうことになるわけですが、iOSアプリでそのように振る舞うものはあまりみかけません。よく見かけるのは、画像のサムネイル画像の一覧を見せて、その中から選ばせるようなアプリです。
注意)元画像を縮小した一覧用の小さな画像を「サムネイル画像」と言います。サムネイルとは親指の爪の意味です
このようなアプリでは、プログラム側が自動でファイル名を決めて画像ファイルを保存しています。例えば、あらかじめ番号付け用の変数を用意しておき、ファイル作成ごとに値を1増やす方法や、日付や時間を調べてファイル名にする方法などでファイルの命名を自動化しています。
次回のステップでは、この作業を具体的に学習しましょう。
このステップはこれでおしまいです。お疲れさまでした。
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