親切すぎるiPhoneアプリ開発の本

オブジェクトの生涯 - オブジェクトの生涯

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Step03オブジェクトの生涯

目的

生成されたオブジェクトが、どのようなタイミングで破棄されるかを学習する。

これまでクラスの定義方法やオブジェクトの作り方、利用法は説明しましたが、不要になったオブジェクトの破棄方法は説明していませんでした。メモリ上にオブジェクトを作るだけで破棄しないと、やがてはメモリがオブジェクトでいっぱいになりそうです。いらなくなったオブジェクトは破棄しなくていいのでしょうか?

基本的には、オブジェクトの破棄をプログラマが気にする必要はありません。オブジェクトは、誰からも参照されなくなった時点で、自動的にメモリ上から破棄されるようになっています。この仕組みをAuto Reference Counting、略してARC(アーク)と呼びます。

ここでは、次回から始まるiOSアプリ開発の予備講座を兼ねて、OS Xから呼び出されるアプリ(テキストベースのツール)を作成して、ARCを中心にオブジェクトの生涯を学習しましょう。

出典情報

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親切すぎるiPhoneアプリ開発の本

  • 著者: 國居 貴浩

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