1-16クラス・オブジェクトTips248 抽象クラス・抽象メソッドを定義する
Level2
Pointabstractをクラス名やメソッド名の前に付けて宣言する
抽象クラスとは、抽象的に宣言したクラスのことで、一部のメソッドの具体的な実装方法を抽象クラスを継承して定義した子クラスに任せることができるクラスです。
抽象メソッドとは、抽象クラスにメソッド名だけを定義して、子クラスに実装を任せるメソッドのことです。
抽象クラスを継承して作成した子クラスのことを抽象クラスに対して実装クラスと呼びます。また抽象メソッドについても実装するメソッドのことを実装メソッドと呼びます。
抽象クラスは、クラスを定義するキーワード「class」の前に「abstract」の修飾子を付けて「abstract class 抽象クラス名」のように定義します。
抽象メソッドは、抽象クラス内に「abstract」を付けたメソッドを定義します。抽象メソッドにはメソッドの名前と引数およびアクセス権だけを定義します。
なお、抽象クラス内には、抽象メソッドでない通常のメソッドやプロパティを定義することもできます。
抽象クラスを継承し
この記事は会員限定です。会員登録をすると続きをお読みいただけます。
ログイン / 新規登録