1-10ファイルTips178 開かれているファイルをロックする
Level1
Pointflock関数を使う
実行中のプロセスが他のプロセスにファイルを変更されることを防ぐためにファイルをロックするには、fopen関数でファイルを開いた後にflock関数を使います。
また、ファイルロックを開放する際にも、flock関数を使います。
flock関数は、引数で指定されたファイルハンドルのファイルに対してファイルロックを行い、成功したらTRUEを返し、失敗したらFALSEを返します。
操作モードには、ロックの種類やロック解放などの操作を定数で指定することができます。操作モードは表1を参照してください。
ロック失敗変数の引数に任意の変数を指定すると、他のプロセスがファイルロック中にノンブロックモード(LOCK_NB)でロックしようとしてロック拒否された場合に「1」が変数に代入されます。それ以外では「0」が返ります。
flock関数の使い方
ファイルハンドル = flock(ファイルハンドル,
操作モード, [ロック失敗変数]);
なお、ロックしたファイルを閉じた際にはファイルロックが自動的に解放さ
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