2章2節 さまざまな計算をしよう
値は、計算をするためのもの。C#ではいろんな計算のための機能が用意されています。それらについてひと通り覚えていきましょう。
GuiTextを用意しよう
さて、基本となる「値」と「変数」がわかったところで、少しずつ「実際に動くプログラム」を書きながらいろいろ覚えていくことにしましょう。
が、そのためには、Unityのシーンに、プログラムで利用するちょっとした部品を用意しておく必要があります。今回は「GuiText」を用意しておくことにしましょう。そして、これを利用したスクリプトを動かせるように、ちょっとしたシーンを作っておきましょう。
Main Cameraを設定しよう
まずは、標準で用意されているシーンのカメラである「Main Camera」の設定をしておきましょう。シーンでは、カメラや照明、モデルなどの位置や大きさなどを細かく調整しておかないと、同じような表示が作れませんからね。
もちろん、「自分でシーンを作りたい」という人もいるでしょうから、そうした人は自由に作ってかまいません。が、「この本と同じ画面が表示されないと、ちゃんとできてるのか不安だ……」という人もいるでしょうから、そうした人のために細かな設定を説明しておくことにします。
では、シーンにあるMain Cameraを選択して、インスペクターから次のように設定をしてください。
名前の設定
インスペクターの一番上にある名前は「Main Camera」のままにしておく。
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